こんにちは、Zak(@zak56685521)です。
今年から、アメリカで初めての海外赴任生活を始めたサラリーマンです。
家族が3月末にアメリカに到着して一安心していたところ、4月からの小学校授業がオンラインスタートだと判明。
Zak
中国のニュースで予想もしていましたが、実際に子供が受けるとなると不安もありました。
もうすぐ受講して2か月を迎えるので、今日はオンライン授業の準備・受講内容・受けた感想を語っていきたいと思います!
・セルフマネジメントできる子供はどんどん学習が進む(興味を伸ばせる)
・動画を駆使した授業が魅力的(テキスト・音声メールで直ぐフィードバック)
・ITスキルを習得できる
・子供の授業内容・宿題を親が理解できる(子供が別環境に慣れるサポートができる)
・インフラ(pc・ネット)で学習環境に差がつく
・親の強力なサポートが必要
・先生のITスキル習得が必要
・友達と交流機会が少ない(英語利用機会が少ない)
Zak
オンライン授業はメリットも沢山あると思いましたよ!
うん、子供のためになってると思うよ。
妻
こんな人に
おすすめ!
・海外赴任予定の子持ち家族の方
・オンライン授業内容に興味がある方
・オンラインで人にものを教えようとされている方 (塾講師の方など)
少しでもご興味ある方は、ぜひご覧ください!
目次
オンライン授業の準備
Webで入学申請
小学校入学前に、親が学区のHPで子供の情報を登録します。
その後 本来は必要な書類を揃えて小学校に手続きに行くルールなのですが、コロナ影響によりオンライン申請に切り替え。
Googleフォームで必要な資料提出する仕組みになりました。
Zak
1-2週間で新手続きプロセスを作成するフットワークに脱帽です!
ZOOMで生徒・家族紹介
小学校の先生からメールであいさつしたいというご提案をいただきました。
スケジュールを調整して、WEBミーティング。
担任、個別科目の担当頂く先生がそろって自己紹介してくれました。
Zak
想像以上にエネルギッシュで、生徒への思いやりあふれる先生方でびっくり!
うん、「大変だと思うけど、一緒に頑張ろうね!」の一言ですごく安心できたよね。
妻
オンライン授業の準備
必要なものはインターネット環境とPC。
加えて授業で利用するWebサービスは主に3つです。
Google class room
グーグルが提供しているオンライン学習システムです。
グーグルドキュメント(ワード)、スプレッドシート(エクセル)、スライド(パワーポイント)形式で課題作成・生徒に共有できる仕組み。
Zak
大学時代の課題提出を思い出します。。
G Suite for Educationという教育者向けパッケージに含まれるサービスで、学校から生徒単位で個別アカウントが配布される仕組みになっています。
Zak
セキュリティもばっちりですね!
先生から子供専用のグーグルアカウントと招待メール(もしくはクラスコードというID情報)を受領すればエントリーできます。
Seesaw
もう1つのサービスはSeesaw。
先生・生徒間のコミュニケーション兼 課題提出用に利用されています。
先生が子供への連絡事項を動画でアップしたり、生徒もノートに書いた宿題回答を写真撮影・アップロードしています。
Zak
コチラのおかげで、5感を使った自由度の高い宿題・回答が可能なんですね!
写真・ビデオもボタンひとつで撮影できるので子供でも簡単に操作可能。タブレットとの相性抜群のサービスです。
ZOOM
皆さんもよくご存じのビデオ会議サービス。
デバイスを問わず、簡単に誰とでもWeb会議が出来ます。
一時期セキュリティも話題になりましたよね。実際子供の授業で知らない人にジャックされた(動画放映された)こともあります。
Zak
パスワード設定をすれば知らない人の乱入は防げるので、利用に不安はありませんよ!
1週間の授業の流れ
- STEP
月曜日
一週間の授業スケジュールが案内
- STEP
火曜日~金曜日
毎日オンラインミーティングで顔合わせ。
課題実施
Zak
ずっと授業をオンラインでやっているわけじゃないんだね。
生徒が一人で課題に集中して、ミーティングは生徒が元気か毎日チェックするのが目的みたいだね。
妻
生徒の一日の流れ
- STEP
8時30分~
・子供が一人で課題に取り組み。
(分からない英語が出ると親が横についてサポート)
・オンラインミーティング発表準備。
※事前に与えられたテーマ(例:超能力を持てたら何をしたいか?好きなキャラクターは?等)で自分の意見を英語発表するために考えておく
- STEP
12時~13時
家族全員で昼食
- STEP
14時30分~
オンラインミーティング。事前準備した内容を発表!
- STEP
15時~
・課題取り組み継続
・課題提出・先生からのフィードバック確認
・キリがいいところ終了(18時以降になることも)
Zak
課題が多く、毎日子供はすごく忙しそうです。。
英語勉強中なこともあるけど、結構な量だよね。
妻
オンライン授業の感想
妻とオンライン教育の良いところ、悪いところ含めて意見交換しました。
オンライン授業の雰囲気
私もリモートワーク継続中のため、子供と同じ部屋(リビング)で仕事をしています。
オンライン授業は非常に明るい雰囲気で行われており、先生は生徒にやさしく話しかけ、生徒も日本人の転校生を明るく受け入れている様子。
オンライン授業参加は(おそらくインターネット・PC環境の問題で)任意になっており、ZOOMの顔出しもマストではありません。
先生は全生徒の顔が見たいようで、毎朝動画で生徒をモチベートしてくれていますし、ミーティング中に顔出ししていない生徒には、「元気な顔を見せてくれると嬉しいわ!」といって一人ひとり声をかけていました。
先生の印象
先生は生徒をモチベートするために全力を注いでくれていると感じます。
Seesawに先生が動画コンテンツを毎日のようにアップしてくれます。
Zak
You tuberもびっくりの熱意です。。っ!
いつも表情豊かに「Wonderful!」「Awesome!」と子供をほめてくれるので、生徒も嬉しそう。
ボイスメッセージも長男向けにすごくゆっくりフィードバックしてくれるので、息子もすごくやる気に繋がっているようです。
会社でも最初に「Good job!」、「Great!」と良く聞きますし、上手にほめてモチベートする文化が醸成されているんですね。
オンラインミーティングで皆で話し合う課題も、長男の英語の理解度に合わせ応えやすいテーマを設定してくれたりします。
オンライン講義スタート初期は事前にわからなかったのですが、妻が先生に相談したところ事前に教えてくれるようになりました。
Zak
生徒目線で授業の進め方を積極的に変えてくれてありがたいです!
本当に助かってます!
妻
子供のやる気
最初は英語の授業ということもあって、毎日深刻そうな顔をしていましたが、最近はミーティングで発表するのが楽しみのようです。
先日も折り紙を上手に折って授業で見せたいようで、YouTubeで折り方を調べていました。
決められた課題以外も意欲的に学ぶ姿勢は親として嬉しい限りです。
上手に英語で発表できるとすごく嬉しいみたいだよ!
妻
Zak
目標が見つかったのはすごくいいことだと思う!
ITスキル習得
子供がWebで宿題提出をしているので、タブレットアプリだけでなく、PC作業も行っています。
スライド作成も、写真の貼り方・テキスト加工等 積極的に私に質問してくれます。
私が大学生からおっかなびっくり始めた作業を、9歳の子供が行っている事実に驚きを隠せません。。
Zak
英語だけでなく、ITスキルも自然に身に付きそうで頼もしいです!
子供は本当に成長早いよね。
妻
子供の学習定着
実際の授業と比べて定着度合いが図り辛いとは感じます。
ただ週に数回少人数のミーティングも開催され、先生にリアルタイムで質問する機会もあります。
チャットやメールで先生にいつでも質問も可能です。
Zak
サポート体制もしっかりしてるんですね!
私も毎日のように先生にメールしてるしね。返信スピードに驚きます。
妻
授業で使うPC・タブレット
2人子供がいますので、同時に勉強すると2つPCないしタブレットがいります。
WeB会議やグーグルドキュメントを編集するような課題はPCの方が使いやすく、写真・動画提出はタブレットが便利ですね。
両方あると捗ります。
Zak
クロムブックとipadをアメリカで買い足しました。
親の負担
子供2人同時にケアができないので妻が大変そうです。
課題を英語で一緒に確認して、長男が上手に進めているのを見た後 長女のサポートに入ります。
Zak
本当に毎日忙しそうで、妻に頭が下がります。。
PCスキルが上がった気がするね(笑)
妻
英語授業の難しさ
勿論 みんな流ちょうに英語をしゃべっているので会話についていくのも大変。
妻もWebカメラに映らないように隣に座り、会話内容を確認、難しい単語を教えています。
休日以外家から出る機会も少なく、英語のシャワーを受ける機会もありません。
Zak
英会話機会が限られるのはオンラインの難点だと思います。
ただ最近は簡単な会話は理解できるようになり、大きな声・(私と比べ)上手な発音で発表していてびっくり。
Zak
駐在前にNativecampやっててよかった。。。っ!
夏休みに入ったら、たっぷりやらないとね。私も頑張ります!
妻
まとめ:オンライン教育の可能性は大きい!
・子供にやる気があれば、ITスキル含め興味がある分野を自主的に学べる仕組みになっている
・動画・音声での宿題確認・提出など、子供の興味をひくコンテンツでやる気をサポートできる
・一方 インフラ(pc・ネット)で学習環境に差がつく、親の強力なサポートが必要など、オンライン教育ならではの問題もあり
・大事なのは生徒一人一人に気を配り、興味が持つコンテンツを継続的に提供し続ける先生の熱意!
最先端の教育機会に触れられて、親目線でも非常に勉強になりました。
今後コロナ終息後も、オンライン授業は1つの選択肢として残る気もします。
曜日や体調、更には学習習熟度によってリアル・オンライン授業を柔軟に選択できれば、生徒一人一人の成長可能性を伸ばせるため。
オンライン教育であれば、やる気がある子供は年次が上の課題にも取り組めそうですよね。
駐在早々イレギュラーなこどばかりで大変ですが、子供と共に貴重な経験を過ごせて楽しめていますよ。
Zak
オンライン授業の良いところ/悪いところを皆さんに少しでもイメージ頂けたら幸いです!
以上、【オンライン授業】アメリカで小学生が受講した感想!【メリット・デメリットも解説】をお送りしました。
ではまた。