こんにちは、Zak(@zak56685521)です。
2020年1月からアメリカに赴任して4年間。ついに帰任が決定しました。
Zak
想像以上にやることが多く、1-2ヶ月は帰任準備に忙殺されます。。
今日は備忘のために、アメリカから帰る際の準備と日本での生活立ち上げプロセスについて解説します。
こんな人に
おすすめ
・アメリカから帰任する際の準備方法を知りたい方
・日本で生活再開するときにやるべきことを知りたい方
・アメリカ駐在が決まっている方
目次
アメリカからの帰任準備
帰国日の決定
日本の仕事開始日、子供の学校の都合などを考慮した上でベストな帰国タイミングを確認して、現地/日本上司の承認を得ましょう。
アメリカで旅行を堪能してから帰りたい方は、帰国タイミングを日本の仕事ギリギリにする方も多いですね。
ちなみに以下が私の帰国時ケースです。9日間あれば子供も含めてなんとか生活開始できました。
N (月):アメリカを発つ
N +1(火):日本到着、ホテル宿泊
N +2(水):レンタカー手続き、区役所で転入手続き、自宅の鍵受け取り
N +3(木):引っ越し(日本の荷物受け入れ)
N +4(金):引っ越し2日目、学校訪問、自宅住み始め
N +5(土):中古車購入手続き
N +6(日):インターネット契約、スーパー買い出し
N +7(月):小学校 登校開始
N +8(火):中学校 登校開始
フライトスケジュール決定
帰国日決定後、早急にフライトスケジュールを抑えましょう。
JALであればフライト1ヶ月前程度まで仮予約対応いただけました。(旅行代理店経由の発券だったので、あくまでご参考)
家主への退去連絡
契約書を確認の上で、早急に退去日を連絡しましょう。
最終月の支払いが日割りしてもらえるかなどが確認ポイントになると思います。
引っ越しタイミング決定
帰国日決まり次第、家の退去・引っ越しの準備に入ります。
(今回は船便2回・航空便1回のケースでご紹介します。)
船便1回目
船便1回目の目安は帰任タイミングの約2ヶ月前。
ポイントは日本に帰国してすぐに使いたいものを2ヶ月ほど前に準備して送付すると言うことです。
ご家族や持ち物の事情によりますが、私はダイニングテーブルを先に送り日本の円滑な生活立上げを優先しました。
Zak
その後アメリカでの生活は少し不便でしたが、アウトドア用の簡易的なテーブルで凌ぎました。。
船便2回目・航空便
船便2回目は帰国直前に、残りの全荷物を搬送してもらいます。
アメリカあるあるなのが大きすぎる、多すぎる家具が日本の家に入らなくなること。
不要なものは人に販売、もしくは無償で譲ることも検討くださいね。
我が家では、グーグルスプレッドシートで家具販売リストを作り関係者にURL展開。売却済みなものをリアルタイムで更新していました。
航空便は引越し荷物の中でも急いで日本で使いたいものを選んで搬送してもらいます。
我が家では鍋などの大型調理器具、子供の教科書などを優先して送りました。
学校退学手続き
現地校・日本人補習校それぞれ連絡、最終登校日の調整をしておきましょう。
アメリカ銀行口座の住所変更
日本帰国後も給料等が振り込まれる、またクレジットカード精算が必要になる可能性もありますので、口座を閉じるというよりかは住所変更して口座維持することをお勧めします。
U.S. Bankのケースですと日本語の対応窓口もあり、電話で住所の変更が可能です。
電話番号はこちらのサイトご覧ください。
もう1つ忘れてはいけないことは、W -8SENという書類提出が必要になります。
W-8BENは「米国源泉税に対する受益者の非居住証明書」と呼ばれる、米国の内国歳入庁(IRS)へ提出する書類です。 日本に居住しながらアメリカに預金をお持ちの場合、アメリカ国内で発生した利息や配当は日本での課税対象となるため提出が必要です。
W8提出方法は郵送もしくはFAXだけですので、アメリカ国内で口座住所変更、W8提出しておくことをおすすめします。
郵便物の送付先変更
帰任後も重要な郵送物が届く可能性がある場合は、駐在先の同僚の住所に郵送物転送させていただくケースが多いです。
USPSのサイトから住所変更手続きが取れます。
電気・水道などの解約(最終月)
忘れずに各種支払い解約手続きをしておきましょう。
オンライン上で解約手続きが可能と思います。
万が一日本帰国後 アメリカの支払いが残っていると大変なので解約タイミングは1月以降のほうが安心です。
いつも紙で領収書をもらっている方は、万が一帰国後に届くことを防ぐためにペーパーレス手続きもしておくことをおすすめしますよ。
アメリカから日本に帰国する時の流れ
帰任5日前まで
荷物整理
翌日から、日本も含めて1週間近くホテル暮らしになる人もいます。
スーツケースに必要な荷物を家族分詰めましょう。
Zak
我が家ではスーツケース大小5個以上になりました。
旅行用の折り畳みバッグを持っていると荷物が増えた時に安心ですよ。
お土産を直前でくださる人もいます
帰任4-3日前
引越し(船便2回目)開始
荷物の運び出し開始。
荷物量によっては丸2日仕事になりますので注意。
ギリギリまで仕事をされる方は、リモートワーク対応を申請しておくと良いと思います。
日本への船便、航空便、人に譲る、破棄などと英語を使うスタッフに正しく伝えないといけないので、荷物はポストイットなどでソートしておくと安心ですよ。
Zak
我が家はそこまでしても、荷物搬送先 間違われかけました笑。
できれば日本人スタッフがいる業者さんにお願いできると安心です。
ホテル移動
引越し開始日からホテル住まいが始まります。
レジデンス イン系の長期滞在用のマリオットホテルは部屋が広くテーブルやキッチンもついていておすすめです。
家を出る時にシャンプー、スリッパ、ゴミ袋などを持ってくると、ホテル生活が充実しますし荷物整理が捗りますよ。
カーペット掃除
アメリカの家は引き渡し前にカーペットクリーニングを行わないと結構高い費用を請求されます。
ご自身で対応する方が多いですね。
Zak
ウォルマートに行けばカーペットクリーナー自動レンタル機もありますよ。
掃除機に温水と溶剤を入れてカーペットを濡らしながら掃除するだけで、掃除で1時間、乾くのに1ばん掛かった位です。
私のケースでは24Hで掃除機・洗濯用剤で60ドル前後でした。
余談ですが、返却時にレンタルシステムが壊れていたためウォルマートカスタマーセンターに無理やり返却して帰ったところ、延滞料金が1週間ほど取られ続けました。(日本帰国後にクレームをつけてリファンドしてもらいましたが)
帰任1-2日前
家の引き渡し
玄関の鍵(含複製キー)、ガレージの電子キーを一式返却するだけでなく、借りた後の家の傷、電球・フィルター有無をチェックされます。
我が家は別にスタンドライトをつけて元々のライトをいくつか外していたため、別途ライト費用を請求されました汗。
Zak
追加コスト発生しないよう、みなさんご注意ください。
帰任当日
ホテルから空港へ移動
Uberで移動される方が多いと思います。
一番気をつけるべきなのは大量のスーツケースが問題なくトランクに乗るかどうか。
大きめサイズのUberを借りても乗るか心配な方は、お友達に当日スーツケース運搬だけお願いするのも手ですよ。
フライト
ついに日本帰国です。
預け荷物制限数を事前に確認して、カウンターで慌てないようしましょう。
日本到着・生活立上げ
到着前
電気・水道開通
最近はメルアド・クレジットカードがあればWebだけで開通できるので便利です。
引越し開始前日目安で使えるようにしておくと便利ですよ。
到着初日
日本帰国時にアメリカから船便・航空便を発送するための手続きが発生します。
流れは以下の通り
パスポートコントロール
船便・航空便での引越し荷物送付のため、パスポートにスタンプを押してもらいましょう。
スーツケース受け取り・税関
税関では別送品申告書(飛行機内で貰えるもの)を2枚記入し、別送品ある旨申告しましょう。
1枚返却してくれます。
別送品受付カウンター
空港内で別送品がある旨申告して、引越し業者名を連絡しましょう。
書類記入・パスポートのスタンプを押せば別送品手続き完了です。
午後10時にも空いていたので、午後便で対応不可ということはないかと思います。詳細はご担当の引越し業者さんに確認ください。
ホテル宿泊
夜到着の場合、無理せず空港付近で1泊することをおすすめします。
ちなみに、日本のホテルはアメリカと違って(部屋あたりでなく)人当たりの費用請求。
MAX2人部屋も多く、ビジネスホテルであれば2部屋予約になるかと思います。
できれば朝食付きのホテルにしましょう。
Zak
久しぶりの日本食は格別ですよ。。っ!
日本到着2日後
スマホ契約
ホテルのWIFIを利用して、日本のスマホ回線を契約しておきましょう。
E-sim対応スマホであれば、SIMカード到着を待たなくても早ければ翌日以降回線を使えます。
私は料金プランがシンプルで契約内容がわかりやすいahamoを契約しました。
20GB 2970円から。私は100GB 4950円(税込)の大容量プランを使ったので、インターネット開通前に安心してネット利用できましたよ。
Zak
日本の免許証・クレジットカードを持っていれば、Web経由で情報登録して本人確認・支払い準備を完了できます。
(参考)子供用スマホ契約
お子さんがスマホ利用する年代の場合は、楽天モバイル最強プランがおすすめです。
3GBまでであれば1078円(税込)で利用できます。
Zak
ラインだけ利用されるケースでは、ほぼミニマムコストで運用できますよ。
レンタカー(任意)
空港から自宅への距離・荷物次第では、数日レンタカーを借りると便利です。
借りる場所と返す場所は異なっていてもOKなので、トヨタレンタカーなど店舗数が多いところが返却しやすいですよ。
Zak
私はミニバンタイプを2日間レンタルしました。
区役所
転居届や子供の学校、健康保険証、子供手当申請を早めにしておきましょう。
車両購入されたい方は、販売店で印鑑証明を要望されると思いますので合わせて申請しておくと2度手間になりませんよ。
日本到着3日後以降
引越し
船便1便が予定通り到着すれば、生活必需品を早めにゲットできます。
引越し業者に状況都度確認しておきましょう。
我が家のケースでは、業者がしてくれたのは段ボール運び込みだけで、長時間フライトで疲労困憊な中 必要な荷物を運んでいました。。
段ボールを開けるカッターや、段ボールをためておくストッカーなどをAmazonで注文しておくと捗りますよ。
インターネット開通
こちらもなるべく早めに使えるようにしておきたいもの。
私は複雑な条件なく利用できるGMOとくとくBB光にしました。
Zak
開通3日前程度で無料ルーターを送付してくるので、回線タイミングは速すぎない方が安心ですね。
買い出し
食料や洗剤など、生活開始に必要なものを購入しました。
徒歩圏内にコンビニ・スーパーやドラッグストアなどあれば非常に捗りますね。
車の準備(任意)
居住区によっては車が生活にマストなご家庭もあると思います。
新車より中古車の方が購入までの期間が短いですが、それでも(車両決定から)2週間弱かかります。
すぐにでも車が必要な方は、ガッツレンタカーで軽自動車を借りるのがおすすめです。
1週間1.5万円程度(税込)でレンタルできましたよ。
まとめ
・アメリカ帰任決定後はやることがいっぱい。
・1つでも漏れると帰任に支障をきたすことも。
・アメリカ帰任前・日本の生活立ち上げまで留意点をわかりやすく整理。
・帰任時期が近づいたら、ざっと目を通して早めの準備を心がけましょう!
帰国後日本で生活をスムーズに立ち上げられるよう、Webで手続きできることはしっかりやっておきましょうね。
Zak
特にスマホ・インターネット回線はマストです!
以上、アメリカから帰任する準備まとめ。をお送りしました。
ではまた。